福田雄一監督コメント

僕の作品に出演したいと言ってくれてたキャストが集まってくれたのが嬉しかった。
今回は、長回しのシーンが多いので役者さんの力量が出てしまいやすいなかで、
みんなが楽しんで、素晴らしい演技を披露してくれました。

<菅田将暉>

菅田くんは、僕が脚本を担当した「高校デビュー」の時に出演していて、凄く演技が上手いなという印象がありました。
今回も、本当に素晴らしかったです。やっぱりいい役者さんだなと改めて思いました。演じてもらったナオキは振り回されて追い込まれていく。
その追い込まれた人間の姿が面白いというのが、今回の「明烏 あけがらす」。
(福田監督の現場はアドリブが多い分)主役は幹なので全く遊べない。菅田くんは、僕がイメージしたことをきっちり演じてくれました。

<城田優>

今までタイミングがあわなくて実現できなくて、今回出演してもらえたのは念願でした。 撮影中は何回もきて「(コメディの演技が)行き過ぎてたら止めてください」と言ってました。 でも役柄が、どんどんいっちゃっていい役だったので思いっきり演じてくれてました。 本当に出てもらえてよかったです。

<若葉竜也>

「muro式.7」の本番の時に挨拶したのが初めてでした。 あの時に、「同盟」という演目で坂本龍馬と西郷隆盛に挟まれた、真面目な桂小五郎を演じてもらったんですが、 その時の事があったんで、今回の生真面目なノリオ役は若葉くんに!と思ってたんです。役柄本当にピッタリでした。

<吉岡里帆>

今回、演じてもらった明子は凄く大事な役柄でこだわった。ギリギリまで粘ってオーディションをして、最後に現れたのが吉岡さんでした。 素の面白さが感じられたので明子役に決まった。僕としては、素の面白さを出したかったので珍しくテイクを重ねました。 そういえば一回、テイクを重ねる中で「お前いつになったらできる んだ」と言ったら、 「スランプっすね」って(笑)お前の絶好調はいつだったんだ!(笑)って。あの一言でスタッフも笑いましたね(笑)とにかく現場で愛されてました。

<柿澤勇人>

「ヨシヒコ2」のミュージカル回にも出てもらってました。僕のやって欲しい事も、しっかり分かってくれてて、 夏に舞台「タイトル・オブ・ショウ」にも出演してもらったんですが、そこからはベッタリですね。 城田くんと二人が出てるってダブルロミオですからね!二人のダンスのシーンはキレがありましたね!

<松下優也>

カッコ良かったですね。本当にいるホストっぽかったです。舞台「モンティ・パイソンのスパマロット」にも出演してもらってますし、 ちゃんと分かって演じてくれるのでありがたいです。

<新井浩文>

オシャレでカッコイイ作品にばかりでてたので、僕の作品に出てくれると思わなかった。でもムロくんには出たいと言ってくれてたそうで、 「なんでムロさんばっかり出てるんだ。ムロさんは福田監督を抱いてるに違いない」とTwitterとかで呟いてた(笑) 今回、新井くんに演じてもらった山崎役は、コメディっぽく演じようとすればどこまでもいける役柄。 だけど、そっちにいってしまうと面白さが減ってしまう役柄でもある。どういう演技でくるかとリハーサルの時は緊張しましたが、 一発目からやってくれた演技を見て「天才だー!」と思いました。

<ムロツヨシ&佐藤二朗>

二人は、福田組の風神と雷神ですからね。万全です。舞台「THE39STEPS」の時に、佐藤二朗さんの郵便屋のアドリブがあったんですが、 その時の演技をみてこれはイケるなと思いましたね(笑)